異業種からの転身
未経験で「好き」を仕事に

Interview 03

SE 2001年入社

岸田 武文KISHIDA TAKEFUMI

Uターン転職で叶えたSEへの道

学校卒業後、関東の鉄道業界で勤務していましたが、Uターン転職を検討するにあたり、以前から好きだったコンピューターや電子工作、電気関係に関わる仕事に就きたいと考え、ニューライフへ入社しました。
当時は、ただ好きを仕事にしたいという一心で、将来自分がSE(システムエンジニア)として活躍できるとは思ってもいなかったのが正直なところです。入社当時は、インターネットの普及期から全盛期へ向かって様々なサービスが生まれていました。それまでは趣味でパソコンを自作したり、ネットで色々な技術を調べたりしていましたが、実際にお客様のご要望をカタチにしていくのは未経験だったので、企画から納品、保守にいたるまで先輩について必死で覚えていきました。

お客様の課題をシステムのチカラで解決に導く

SEの仕事を一言でいうなら、お客様の「こんな事をしたい」「こんな課題を解決したい」というご要望をシステムのチカラで解決に導くナビゲーターのようなものだと思っています。
お客様のご要望をヒアリングしてから、企画、設計、開発、テスト、稼働、納品、導入指導、保守対応まで、プロジェクト全般に携わっています。
SEは事務所でパソコンに向かっている仕事だと思われるかもしれませんが、実際に事務所にこもっているのは週に1度あるかないか。お客様の元に出かけたり、プロジェクトチームとのやりとり、調整で外出したりすることが多い仕事です。技術一辺倒というわけにはいかず、プロジェクトを進めていく中で、お客様や営業など様々な人との関わりが必要になるので、コミュニケーション能力もSEとして働く上ではとても重要でしょう。

ニューライフの看板を背負っている事を常に意識

お客様や営業担当との関わりの中で私が心がけていることは、専門用語をできるだけ使わず、わかりやすく伝える、という事です。
特にお客様から最初のご要望をヒアリングした後、課題を分析し、提案をする際など、専門的な内容を噛み砕いて伝える事で、お客様の考えを営業担当とも共有し双方向で意思疎通が図れます。手順書を用意したり、導入指導をしたり、私の言動は全て一個人のものではなく、ニューライフの看板を背負っていると常に意識して業務に取り組んでいます。

大規模プロジェクトに関わり忙しくも充実した日々

これまで関わったプロジェクトの中で特に印象に残っているのは、地方自治体の情報セキュリティ強化対策事業です。国が示す情報セキュリティーのガイドラインに沿って、大規模なネットワークの構築をしました。私が関わるプロジェクトでは、このような大掛かりなネットワークの切り替えは初めてだったので、ガイドラインを必死で読み込み、ネットワーク機器のメーカーさんにもご協力いただきながら、設計から納品までの4ヶ月は、設定と検証を重ね、忙しくも充実した日々を過ごしました。
今、国が推進するGIGAスクール構想で、全国の学校に高速大容量の通信ネットワークを完備し、生徒一人一台PCを実現するという事業に関わらせていただいています。今までの経験を活かし、プロジェクトを円滑に進めていきたいと思います。